最後に、高専が向いている人、慎重に考えたほうがいい人を整理します。そして「もう一度中学生に戻っても高専を選ぶか」に答えます。
WHO SHOULD GO高専に行くべき人
次の項目に複数当てはまる人は、「高専はやめとけ」という言葉だけで進学を諦める必要はありません。
- 数学や理科が得意、または嫌いではない
- 興味のある専門分野がある
- 普通高校とは違う進路でも気にならない
- ものづくりや技術について深く学びたい
- 自分より優秀な人から刺激を受けたい
- 大学受験以外の進学ルートにも興味がある
- 失敗したあとに行動を改善できる
- 分からないことを先生や友人に相談できる
これらに当てはまるなら、普通高校より高専のほうが合う可能性があります。
高専は、向いている人にとってはかなり面白い学校ですネットの強い言葉だけで候補から外す必要はありません。
WHO SHOULD THINK TWICE高専を慎重に考えたほうがいい人
反対に、次の項目に多く当てはまる人は、高専だけではなく普通高校も比較したほうがいいです。
- 普通高校らしい学生生活を最優先したい
- 数学や理科を今後できるだけ避けたい
- 専門分野にほとんど興味がない
- 就職率や偏差値だけで高専を選ぼうとしている
- 課題や提出期限を守るのが極端に苦手
- 困ったときに誰にも相談できない
- 高校に入ってから幅広く進路を考えたい
- 一般入試で幅広い大学から進学先を選びたい
高専が向いていないことは、能力が低いという意味ではありません。
普通高校のほうが力を発揮できる人もいます。
重要なのは、「高専のほうが偏差値が高いから」「就職に強いから」といった理由だけで決めず、自分の性格や興味に合っているかを考えることです。
もう一度中学生に戻っても高専を選ぶか
高専の厳しさも、普通高校との違いも、専攻科や大学院への進学も経験した今、もう一度中学生に戻っても高専を選ぶか。
私の答えは、もう一度高専を選びます。
ただし、今度は「頭の良さだけで乗り切ろうとしない」「早い段階で勉強習慣を作る」「困ったときに友人や先生へ相談する」の3つを、最初から強く意識します。
高専は、全員に勧められる学校ではありません。
しかし、専門分野に興味があり、自分で学ぶ力を身につけられる人にとっては、非常に面白く、大きく成長できる環境です。
向いている人が、ネット上の「高専はやめとけ」という言葉だけを見て、進学を諦めるのはもったいないと思います。
一番大事なのは、高専が自分に合う学校なのか。そこです。